« ランディ・ブレッカー、マイケル・ブレカー/サム・スカンク・ファンク | メイン | 最近写真を始めてみた »

2006年01月07日

●ヨハヒム・キューン「サバイバー」

ヨアヒム・キューンの未発掘音源「サバイバー」を聴くのだが、この既聴感たるや、初めて聴く音源とは思えない。これぞ、黄金期のマイケル・ブレッカーであるといっても言い過ぎではあるまい。
もちろん、ヨアヒム・キューンやエディ・ゴメス、ボブ・ミュンツァーらの演奏もそうなのだが、マイケル・ブレッカーのこの時代(1981年録音)の、ジャズともフュージョンともつかない雰囲気がたまらない。ステップスのスモーキン・イン・ザ・ピット的なグルーブ感とかもたり感などが感じられるのである。メカニカルなソロを聴くと、先日同様アドレナリンの分泌が促進されるのを感じる。クローズ型のヘッドフォンで一人になって聴きたい演奏だなあ、と思う。誰にも聴かせたくない、独り占めしたい演奏だなあ、と思うのである。

こうしてまた一枚愛聴版が増えることになったのである。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://shushi.s39.xrea.com/x/mtsys33/mt-tb.cgi/258

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)