●ことしのまとめ
今年のまとめをしてみたいと思います。
年の前半は5月までの季節ものの仕事で忙しく、また仕事上のトラブルにも見舞われたおかげで、さんざんなものでした。おかげで5月から6月まで体調を崩すことになりました。6月の終わり頃から、復調しまた本を読み始めたりしましたが、9月末までの季節ものの仕事のおかげで、9月の後半から11月半ばぐらいまでまた体調を崩しました。
大きな仕事を二つやったわけですが(事務システム開発なんですが)、結構プレッシャーも強くて大変です。先日読んだ辻先生の御本の中に「法王無謬説」というのがありました。宗教指導者には誤りがあってはならない。従って、もし誤りがあったとしてもそれは誤りではなく正しいのである、というもの。それにならって「教師無謬説」というものが成立しうるか否かで、福永武彦さんと論争したそうです。辻先生は「教師無謬説」は成立してはならない、と福永先生に反論したのだとか。無謬説というより、間違ったところについてはなぜ間違えたのかを検討議論した方がいいのだ、と立論したそうです。この「無誤謬説」というものは、我々の仕事においても当てはまるわけで、プロジェクトのリーダーは簡単に自分の誤りを認めてはならないのであって、「PM無謬説」も成立するわけです。そうじゃないと誰もついてこなくなってしまう。だから、無誤謬のPMを演じるわけです(会社に入って演じることがとてもうまくなりました。でも演技が本当にならないように気をつけなければなりませんが)。とはいえ、「無謬説」に基づいて自分の誤りでさえまるで計画したかのように語るのも結構しんどいんですよね…。
今年良かったことと言えば、「辻邦生展」へ行けたことと、ミュンヘンに旅行をしたことぐらいでしょう。それ以外はどうかなあ、といった感じです。本もあまり読めませんでしたし。リヒャルト・シュトラウスのオペラを三つ見に行けたことも良かったことかも知れません。「サロメ」も「インテルメッツォ」も「エレクトラ」も良くできたオペラでした。
