« アバド/ベートーヴェン交響曲第5番「運命」 | メイン | アバド/ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」 »

2006年07月25日

●ブッシュ・ド・ノエル(1999)

cover

久々にフランス映画を観る。フランスらしい不倫めいた恋愛告白物語とでも言おうか。クリスマスまでの数日間、ある音楽家の家族をめぐる恋愛模様を描いている。不倫めいた、というのは、皆が皆離婚していたり、愛人を持っていたりするから。しかし、そこには陰鬱な暗さなどは全くないのである。むしろ、ユーモアを交えて描き出される。あるいはこれがフランス流のエスプリとでも言うのだろうか?おそらくは冬の長い夜に少し強めの蒸留酒などをチビリとのみながら一人で安楽椅子に腰掛けてゆっくりと観たいなあ、という映画。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://shushi.s39.xrea.com/x/mtsys33/mt-tb.cgi/532

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)