
これもドイツ映画。女性刑務所でバンド活動をしていた4人が脱獄・逃亡。というと、少々お仕着せな風だが、脱獄囚がバンドをやっているところがミソで、オーディションンに応募したところ大ヒットバンドになってしまうあたりが面白い。だが、それだけではない。抑圧された囚人の生活とそこからの脱出という構図に、我々自身の人生を重ねたくもなる。
「クソ、俺達が今働いている時に、奴らは遊んでいやがる」
刑事の言葉。すなわち我々の言葉。刑事も「脱獄」がうらやましいのだ。
「お偉方は甘い汁を吸い、田舎者は野良仕事」
バンドの歌詞。これも我々の言葉?
(★★★★☆)