●またきいてしまった、シノポリの影のない女
またきいてしまった。この「影のない女」。今回聞いた感想としては、この曲って、本当にハリウッド的だなあ、ということ。ジョン・ウィリアムズがワーグナーに影響を受けているするならば、リヒャルト・シュトラウスももちろんワーグナーの影響を受けているわけで、両者は互いに兄弟弟子のような関係であるはずなのである。この曲きいて、スター・ウォーズを思い出してしまったのはそういうわけだったのであった。ダース・ヴェーダー卿が登場し、カイコバートの意を伝えても全然おかしくないよなあ、とか。
お話し的には隠喩に満ち溢れているから、難しいんだけれど、このオペラ、是非映画化して欲しいなあ、と思うのであった。きっとある層には受けると思うんだが、ちょっとニッチすぎるかな…。