« 「誰も寝てはならぬ」をききながら寝てしまう。 | メイン | カラヤン/ラヴェル「ダフニスとクロエ」 »

2006年05月16日

●ジュリーニ/ブルックナー「交響曲第8番」

ブルックナー:交響曲第8番

昔、作曲家を目指している友達とメールで話をしたことがあるのだが、僕が同曲異演の恐ろしさを知ったのがこの一枚だった。ブルックナーの交響曲第8番といえば、重厚かつ長大な、戦艦大和みたいな交響曲なのだが、それをここまで謳い上げることのできるジュリーニをすごいと思ったものだった。特に第一楽章の半ばあたり。批評家はテンポが遅すぎるというのだが、そのテンポの遅さ自体が、この曲の重厚さをさらに印象づけるのだった。
それ以来、ジュリーニのブルックナーを聴くようになった。僕はチェリビダッケのブルックナーが一番好きなのだが、ジュリーニのブルックナーもそれに負けず劣らず大好きである。ブルックナーはラテン系の指揮者が振った方が良いんじゃないかな、なんて、思う時もある(チェリビダッケのルーツはルーマニア。ルーマニアといえばローマ帝国ダキア地方で、民族的にはラテン系)。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://shushi.s39.xrea.com/x/mtsys33/mt-tb.cgi/471

コメント

「ジュリーニの日」ご参加ありがとうございます。
ジュリーニとチェリビダッケ(ミュンヘン)のブルックナー・・甲乙つけ難いですね。
8番は両方愛聴盤です。

ルーマニアの方がラテン系というのは勉強になりました。

garjyu

なんと、やはり、両方とも良いですよね。甲乙付けがたいという意見には大賛成です。

次はブルックナーの日ですかね?

うえさん、おはよう御座います。

次は、6月1日、『ストラヴィンスキーの日』となりました。

http://miwaplan.at.webry.info/200605/article_3.html

できましたら、またご協力いただけますか?
よろしくお願い致します。

garjyu

garjyu様

了解しました。なんとなくあたりはついていますので、きき直しておきます(見直しておきます)。

××の日、おもしろいですね。これからも参加させてください。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)