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2002年09月03日

●体調の悪い中で朗報が

体調の悪い中で朗報が。1200枚入るCDラックを購入したのだ。たかがラックなのだが、自分のCDを一覧にふして見る、という初めての経験をするに至っては、何度も何度もラックの前をうろうろして、自らのCD購入史を振り返ってみる。しかし、その偏り具合、と来たら。クラシック部門で言うと、まず、ドイツ3大B(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)で20%は占める勢い。それを4大B(ブルックナーを加える(笑))と、30%に達する。その50%はドイツ音楽で占められ、残りがショスタコーヴィチのいるロシアと、最近になって聞き始めたプーランクのおかげでフランスが少々、という感じ。イタリアオペラに至っては廉価版で買ったファルスタッフのみ。ドイツ音楽が多いと言ってもモーツァルトは数枚程度、という感じ。ジャズ部門で言うと、マイケル・ブレッカー関連が半分近く、というところ。

昨日からモーツァルトをきき始める。あまりにオーソドクスなII-V進行が心地よい。言うなれば、筋書きがわかる時代劇を心の底から楽しんでいる気分だ。もちろん悪い意味ではなく、である。皮肉でもなんでもない。弦が緩やかなカーブを描いて優雅に、時にはかっこよく着地する爽快感はたまらない。今週末は時間があればCD屋で物色してみることにしよう。幸いCDラックにはまだまだ空きがあるのだから。

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