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「デーヴ」を鑑賞する。この映画、実に質の良い娯楽に仕上がっている。大統領の身代わりとして雇われたデーブが、身代わりの域を超えて政治を取っていく。政治という言葉でくくられる理想と現実の双方を上手く描き出している。単なる身代わりでありながら、予算案を練り直して福祉予算を確保しようとするあたり、まさに「理想」の政治家。だがこんな政治家がどこを探しても居ないことぐらい誰でも知っている。だから、素人だからこそ出来る痛快な政治に溜飲が下る思いを抱くのだ。
個人的には、架空の大統領や架空の補佐官達と、実在の政治家や評論家たちのやり取りが面白かった。現実と物語の中間地帯が、この物語世界を大きく補強している。
監督 | アイヴァン・ライトマン |
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音楽 | ジェームズ・ニュートン・ハワード |
出演 | ケヴィン・クライン、シガニー・ウィーヴァー、フランク・ランジェラ、ケヴィン・ダン |
我が家にもやっとADSLが導入され、サーバーも確保することが出来た、ということで、Museum:Shushiは本日より開館。道のりはとても長かった。
好きな作家 | 辻邦生 | 人生を変えられた、あるいは人生を変えるだろう。日本人離れした感性。そして理想へ向かう厳しい姿勢。 |
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プルースト | プルーストは読んで感嘆せずにはいられない。あまりに的確なメタファー。当たり前のことを文学的高みへと導けるのは天才であるしるし。 | |
岡本かの子 | 硬質ですこし自嘲気味、諦念気味な文章が実にアクチュアル。 | |
好きな作曲家 | 昔ならマーラーと即答するところだが、今はいろいろな人が好き。この1年はプッチーニ。かつてはブラームス、ブルックナー。 | |
指揮者 | カルロス・クライバー、セルジュ・チェリビダッケ、サイモン・ラトル。三人とも拍の取り方が絶妙。インテンポではなく、時によって「もたり」を実に上手く表現する指揮者達。 | |
サックス奏者 | マイケル・ブレッカー | |
使用マシン | Compaq Presario5240 / Thinkpad X30 2672-6DJ | |
使用OS | Windows XP Professional SP2 | |
楽器の担当 | アルト・サックス(セルマー・マーク7) | |
興味のあること | 和洋にかかわらず古い絵。 | |
興味のあるスポーツ | ボウリングにはふられた。 |