« 突入せよ!あさま山荘事件(2002) | メイン | 世界美術館紀行「オスロ国立美術館」 »

リヒャルトシュトラウス 楽劇「ばらの騎士」

cover

数年前にBSで放送されたリヒャルト・シュトラウス「ばらの騎士」を見る。指揮がカルロス・クライバーで、元帥夫人がフェリシティ・ロット、オクタヴィアンがアンネ・ゾフィー・フォン・オッター、ゾフィーがバーバラ・ボニー。駆け出しの僕でも知っている人々ばかり。ウィーン国立歌劇場はこのオペラの総本山というにふさわしい。演奏も良い。クライバーの指揮は流れるようでありながら、締めるところはきっちりだし、メロディーのタメ具合が絶妙で、身震いするほどだ。バーバラ・ボニーのゾフィーも、澄み切った声で、特に第二幕のオクタヴィアンとの二重唱の部分、実にいい感じ。オッターも上手いし、なにより演技が最高。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)