●デュプレ「行列と連祷」作品19-2
今度、家人の友人が結婚することになった。その友人から家人宛に連絡があった。どういう連絡かというと、僕らの結婚式で使った曲を教えて欲しい、というお願いの連絡。特に、結婚式の入場の音楽とか、披露宴の入場の音楽とか、そういうの何を使ったのか教えて欲しい、というお願いの連絡だった。
自分の結婚式に使った曲は相当知恵を凝らして選んだつもりで(来て頂いた方の中で異論のあるかたもいらっしゃるとおもいますが、すいません)、特に、カミさんが入場にしてくる時の音楽は、この曲しかあるまい、と思っていた曲があった。
それが、フランスの作曲家、マルセル・デュプレの「行列と連祷」という曲。
マルセル・デュプレは「クラシック音楽作品名辞典」によると20世紀最大のオルガニストなのである。オルガニストで有名な作曲家といえば、フランクとかヴィドールとかブルックナーなどなど、ほかにもいらしゃるわけであるが、デュプレさんもヴィドールの弟子だそうです。くわしくはこのようなよくまとまったページがありましたので見てみてください。
それで、どうしてもこの曲を手に入れたかった。どうしてこの曲を知ったのかというと、中学生頃にNHK-FMでエアチェックしたテープを聴いていたから。マイケル・マレーというオルガニストが弾いていると言うことだけは知っていたので、タワーレコードに行って、方々に電話をかけまくってもらってCDを探してもらったのだが、店舗にはないとのこと。結婚式1週間前のことである。
あきらめかけていたときに、ナクソスがデュプレのオルガン作品集を出していることに気が付いたのだった。タワーレコードのナクソスのコーナーに行って、一枚一枚探していく。なんせ全部で10巻以上あるのだから。そうしたら、見つかりました。「行列と連祷.Cortege Et Litanie, Op.19, No.2 For Organ And Orchestra」が。第3巻に入っていました。これは、オーケストラとオルガンの版で、すごく柔らかい感じ。新婦入場にはこれしかないなあ、と思った次第でありました。オルガンだけのバージョンよりもオーケストラといっしょにやっている方が、印象派的な雰囲気がよく出ていると思う。きれいな曲です。
※第3巻の画像がないので第4巻で流用しました。リンク先は第3巻になっています。ちなみにこのシリーズのジャケットの絵のセンスがバッチリ。印象派フランスの良い雰囲気が出ています。並べて眺めてみるとなんだか癒されてくるような、オルセー美術館チックな、そんな感じ。
※もしよければ、リンク先のCortege Et Litanie視聴してみてください。

というわけで、今度結婚する家人の友人に曲を教えてあげたのだけれど、是非使って欲しいなあ、とおもう今日この頃でありました。
今回もまた回顧系でした。
※後に手に入れたのがこのCD。NHK-FMで聴いたものと同じ音源だと思われる。オルガンのみで演奏され、幻想的な感じできくことができる。ちょっと激しい感じもするなあ。
