●パット・メセニー「ウィ・リヴ・ヒア」
また回顧系。
先輩たちとバンドをやっていた大学4年生ぐらいの頃、何もかもうまくいかないことがあった。サックス吹いても吹いても良いフレーズが出てこなかったし、大学院の先輩と「○わ」という飲み屋で日本酒のみあかして二日酔いになったり。そんなとき、なしなけの小遣いの中からこのCDを買った。
相変わらず、不思議な音楽だった。ジャズでもなくフュージョンでもなく、アルバム全体、あるいは一つの楽曲全体が、一個の完成された交響曲といってもおかしくないと思った。これだけストーリ性のある音楽を作れるなんてすごいなあ、と思っていた。そして、なにより、メセニーは感情をしっかり直情的に出している気がした。ピュア過ぎないとこんなフレーズ作れないなあ、と思った。
だからといって、僕のサックスフレーズが良くなったわけではないのだけれど。