●サヴァリッシュ/リヒャルト・シュトラウス「インテルメッツォ」
このオペラ、本当に美しくそして面白いのである。描かれていることは、ただの夫婦喧嘩といってしまってもいい。それをここまで昇華させてしまうリヒャルト・シュトラウスの才能たるやすごいものである。昨年の夏にこのオペラを見に行っていたのだが、その興味深さといったら大したものだった。
東京室内歌劇場「インテルメッツォ」
何より嬉しいのは、ドイツ語の歌詞・台詞がよく聞こえること。ルチア・ポップのドイツ語が聞き取りやすいのである。僕はドイツ語を完全に解することはできないのだが、それでもこの響きを聴くだけで幸せな気分になる。だが聴く人が聴くと彼女のドイツ語がネイティブではないことが分かるのだそうだけれど。
残念ながら、これ以外の盤を聴いていないから演奏については一面的な言い方しかできないかも知れない。それでもあえて言わせてもらうと、ドライブ感のある良い演奏だと思うのである。いまでは僕の愛聴盤の一つになっていて、通勤時に聴いて心を癒してくれるのだから。
