●惑星
電車の中で、私立と思しき小学校に通っていると思われる制服を着た女の子達がこんな話をしているのを聴いた。
A:「『わくせい』って何か知ってる?」
B:「え、知らない」
A:「お空をふらふら動く星なんだって」
B:「へえー、UFOみたいだね」
確かに、惑星はふらふら動くんだけれど、それは公転するが故に、恒星と同じ動きをしないという意味において。右に動いたと思ったら左に動いたりもする。しかも、その動きは、一晩で認識することはできない。何日も何日も観測を続けることによって認識することができる。惑星を意味するPLANETとは、「放浪するもの」が原義だとか。そういえば、惑星のことを「遊星」なんて呼ぶこともある。
太陽系の惑星は、「水天地火木土天海冥」なんていう呪文を唱えて、その順番を覚えるわけだが、冥王星の公転面は他の惑星の公転面と異なっていて少々傾いている。時期によって、冥王星と海王星の位置が逆転する。その場合は、「水天地火木土天冥海」という状態になる。
ちなみに、冥王星より外に惑星があるのではないか、という話はよくあって、つい最近も小さな惑星が発見されたが、小惑星に分類された。アーサー・C・クラークの小説には、冥王星の外側に新たな惑星が発見されたという設定が使われていて、その名は冥妃星と名づられていた(訳されていた)。確か、ペルポネとルビが振ってあったはず。
さて、それでは、水星よりも内側に惑星はないのか?ここにも惑星があった仮定されたことがある。その名もバルカン。ここまで来るとほとんどSFの世界に突入することになる。
バルカン (惑星) - Wikipedia