●ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2004
1月9日のNHK芸術劇場を見る。
ベルリン・フィルとラトルのコンビというものには、ほとほと感心させられる。ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25 <管弦楽版>(ブラームス作曲/シェーンベルク編曲) は、昔から大好きで、四重奏版も管弦楽版も愛聴していたけれど、ここまでのびやかでうたっている演奏は聴いたことがなかった。これも名演の一つに数えられることになるだろう。暗譜で振っているラトルもさることながら、ベルリンフィルの巧さといったら…。裏で何があるかは知らないけれど、少なくともこれだけの演奏を聴かせてくれているというのは事実。
ラトルはことし50歳になるわけだが、これからどんな演奏を聴かせてくれるのか、楽しみ。リヒャルト・シュトラウスを振ったらどうなるのか、とか、ブルックナーはどんな感じだろう、と、興味は尽きない。