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2004年09月24日

●アニータ・ブルックナー「結婚式の写真」

イギリスの格式あるブルジョワ家庭を切り盛りするソフカは、夫に先立たれてはいるが、4人の子供と使用人に囲まれ過ごしている。フレデリックは派手で好きな遊び人、ミミはおとなしい女の子、ベティは実はおてんばでにして野心を持つ女の子、そしてアルフレッッドは本が大好きな内省的な男の子。時代は回る。ベティは、寄宿学校へ向かう途中にパリで脱そうし、ダンサーの道を目指す。フレデリックは結婚して妻の実家であるホテルの支配人となる。ミミは病弱で家に閉じこもりがちなのだが、使用人ラウトナーの結婚する。アルフレッドはいやいや家業を継ぎ、それなりに成功をするのだが満たされない。

家族の歴史のなかで繰り返される結婚式とその写真。詩的と言うよりはむしろドキュメンタリーのような硬いタッチで淡々と描かれる家族の歴史でには枯れた美しさがある。

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