●日本美術品の数え方
日本の美術品関連の数え方というものは、知っている様で全く知らない。知らなくても生きてはいけるが、日本人である以上は、知っておいても損はないだろう。
| 掛軸 | 幅(ふく) | |
| 屏風 | 隻(せき) | |
| 絵馬 | 面 | 面という言葉は平たい形のものを数えるときに用いる | 箱 | 面 |
| 碗 | 口(こう) | |
| 小袖 | 領 | |
| 帯 | 条・筋 | |
| 兜 | 頭(とう) | |
| 太刀 | 口(こう) | |
| 大小拵 | 腰(こし) | |
| 鞍 | 背(はい) | |
| 駕籠 | 棹(さお) | おそらく、駕籠にさおを渡して運んだからだろう |
| 扇 | 握(あく)、枝(し) | |
| 鏡 | 面 | |
| 筆 | 枝(し) | |
| 印 | 顆(か) | 「顆」とは粒上のものを数える単位として使われる。たとえば「顆粒」といった言葉で用いられる。 |
| 筝・琵琶 | 面 | |
| 笛 | 管 | |
| 燈籠 | 基 |
ほとんどわからないものだし、いまでは絶対に使わない。英語やドイツ語を学ばなければならないのもわかるし、そちらのほうが優先度は高そうなのだが、こういった古い日本語、ほとんど絶えかかっている日本語の使い方というものも、すこしは知っておいた方がいいだろう。その知ろうとする態度が、風化から守ることにつながっていくのだろうから。