●ブーレーズのラヴェル
1月18日にNHK芸術劇場で放映された、ベルリンフィルヨーロッパコンサート2003の模様を見る。ラヴェルの「クープランの墓」と、モーツァルト ピアノ協奏曲第20番が演奏されるが、感銘を受けたのが「クープランの墓」。St. Jerome Monastery修道院の礼拝堂が演奏会場なのだが、ゴシック様式の建築としてもきわめて興味深いのだ。ドイツやフランスのゴシックとは違い、少々アラビックな感じが入っている。そして、その巨大な空間。オーケストラが小さく見えるほど。
演奏も気合い十分。特にオーボエ。風貌から推して、どうやらこの方がJonathan Kellyでないか、と思われる。バーミンガム市響から移ってきたということで、イギリス系の顔であるのにも納得する。
(★★★★☆)
楽曲
ラヴェル Ravel, Maurice (1875-1937)
組曲「クープランの墓」Suite "Le tombeau de Couperin"
1. 前奏曲
2. フォルラーヌ
3. メヌエット
4. リゴドン
(1920年パリ初演)