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2004年03月07日

●新国立劇場「サロメ」

新国立劇場「サロメ」を見に行く。

サロメ:エヴァ・ヨハンソン
ヘロデ:ハインツ・ツェドニク
ヨハナーン:アラン・タイタス

この三人の外国勢のすばらしさ。

確かに、ハインツ・ツェドニクは年のせいか力強さはないかもしれないけれど、すこしいやらしい感じの老人ぶりをうまいこと演じていた。ツェドニクは、ウィーンやミュンヘンでもこの役を演じている。そしてアラン・タイタスのヨハナーンの力強さ。聖者の精神の強さを表現してあまりある。そしてサロメも実に力強い。娘というよりも、一個の巨大な人格。

声量というものは、それだけでは評価に値しないのだが、しかしそれがないことには評価の俎上にもあがらない。

これはおそらくレベルの高い舞台なのではなかろうか。確かにオーケストラが揺れることもあったけれど、それはそれ。

しかし、この一週間サロメを聞いてばかりいたのだけれど、さすがに疲れた。この濃厚で緊張感の高い音楽は、疲れた体には相当応える。

(★★★★☆)

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