●真昼の決闘(1952)
最近、NHK-BSでは、アカデミー賞受賞作品特集と称して、スタンダードなアメリカ映画をいくつも放映している。とてもうれしいことだ。
今日は17時から「真昼の決闘」が放映される。ゲーリー・クーパーとグレース・ケーリの登場で、古きよきなんとやらを感じる、19世紀末のアメリカ西部を舞台にした復讐・逆襲劇。仕返しにやってくるギャングと、元保安官の孤独な迎撃。そうそう単純な物語ではない。資本主義経済が影を落としていたり、利己主義が描かれたり、宗教問題にさりげなく触れられていたり。
日本でもあだ討ちは制度化されていたというけれど、この映画で描かれたようなアメリカ西部の報復を是とし、報復の報復をも是とするあたり、今も昔も変わらない。
白黒映画だが、構図なども結構美しい、
(★★★★☆)
